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2035年の世界。何が問題になる?

超体感型未来妄想小説
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エンタメ忍者みやゆう

超人相塾代表。 顔を見ただけで相手の性格や本質がわかる『超人相学』を操るフリーランスの忍者。愛知県・名古屋を拠点に日本全国で活動中!

みやゆうの予想と妄想が入り混じる短編小説第3弾!!

2035年の世界。何が問題に?

2035年の世界。何が問題になる?

2000年に生まれた子供が35歳に。

そしてロボットは、、、

ロボット妄想第3弾

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第2弾がまだの方は↑からどうぞ。

 

2000年に生まれた子供が35歳に。

ロボットは急速的に普及。

様々な形に姿を変え、一家に一台、一人に一台の時代が当たり前になっていた。

この時代には、4種類の仕事が存在する。

 

多数のロボットを運用する仕事。

ロボットを進化させる仕事。

ロボットがまだ出来ないことをする仕事。

ロボットになる仕事。

である。

 

多数のロボットを運用する仕事をしている人は全人口の1%もいない。

要するに社長、権力者と言われる人物だ。

 

ロボットを進化させる仕事をしている人は全人口の10%以下。

よりロボットが効率的に動くような案を出す仕事である。

ロボットがまだ出来ないことをする仕事をしている人は全人口の50%以下。

 

実質年金のシステムが破綻した2035年。

定年を過ぎた人々もロボットの力を使い、収入を得ている。

ロボットの腕力や処理能力を借りることにより、年齢関係なく働けるようになった。

 

そして、残りがロボットになる仕事である。

ロボットの力を借りたら働けるのに働かない。生活保護に少しの額を足した額しか稼げないのなら、働かずに無条件で生活保護をもらい、最低限の生活を送ったほうがいい。そんな考えの人がロボットになるという仕事をしている。つまり働いていないということだ。

 

2040年。

ついにロボットの数が人間の数を超えた。

高齢者がロボットの力を借りて働ける時代になり、若者の就職難が激化。

日本国民の70%以上がロボットになる仕事をしている。

ここに来てようやく動きだす。

様々な理由でロボットにならざるを得なかった人間達が、開きすぎた貧富の差を理由にデモの準備を始める。

 

「ボス!大変です!!国民の70%以上がデモを起こすための準備をしています!」

『はっはっ。そうかね。』

「何で笑っていられるんですか?」

『そうだな。やっとこの時が来たということだよ。』

「この時、、、?」

『そうだ。携帯電話にパソコン、インターネット、スマホ、ロボット、、、全てはこのためにやってきたんだ。準備を始めるぞ!わしの倉庫からあれを持ってきてくれ。』

「ボス、、、しかし、あれは、、、」

 

こんなデモの大きさは日本初のことだ。

日本の全てを牛耳っている1%以下の上流国民に95%以上の国民が訴えかけている。

今の生活に満足をしていた、残りの国民も95%以上の国民に後押しされ、1%以下の国民に逆らうしかなかった。

集結する。

99%以上の国民。

食事を取らないもの。

暴動を起こすもの。

様々な形でデモは続いた。

 

しかし、、、

1%にその思いは届かなかった。

いやっ、届けられることはなかった。

1%の上流国民は特殊なシェルターの中で生活をしている。

外の情報は1年後に伝えられる仕組みにして、幹部が調整をしている。

どれだけの人数がデモをしたとしても、その声を聞けるのは1年後。

1%の中にももしかしたら心ある人がいるかもしれない。

しかし、知るのは1年後だ。

デモが起きて一週間。

どれだけ声をあげても上流国民には届かない。

暴動を起こしても、それはロボットに取り締まられ無意味だった。

 

幹部が動く。

電気、インターネットのストップ。

99%の国民が使っているロボットの機能もストップした。

ロボットの力で体を動かせていた高齢者は衰弱し、

ロボットの知能で頭を働かせていた子供達は考えることをしなくなってしまった。

今までの不満が頂点に達し、ついに国民達が殺し合いを始めてしまう。

そこから3日後。

国民の数は半分以下になっていた。

そして、ついに国のトップが国民の前に顔を出す。

鳴り止まない怒声。

衰弱しきった国民達も最後の力を振り絞り訴えかける。

それを見た国のトップは隣にいた男に合図を送った。

その男は冷たい口調で国民達にこう告げる。

 

「一度しか言いません。しっかり聞いてください。」

静まり返る国民達。

 

「それでは、お伝えします。

ナンバー533183184 佐藤 月人 殺人罪で死刑

ナンバー874518678 田中 泰道 殺人罪で死刑

ナンバー7641893、、、、、」

国民一人一人につけられた番号と、名前、そして罪名、刑が発表されていく。

ロボットに監視された国民の罪の内容と刑は自動的にデータ化されていた。

 

どよめき。

そして我に帰る国民達。

「こんな状況とはいえ、同じ気持ち、同じ意見の人たちを殺してしまった、、、」

泣き崩れるもの。

呆然とするもの。

誰一人声を出せずに、自分の刑を聞くことしかできなかった。

全ての国民の罪名と刑の内容が発表された。

そして、、、国のトップが重い口をひらく。

「私は、、、国民の皆様に、、、

今まで本当に申し訳ないことをしてしまいました。

私が、、、何も出来なかったばかりにこんなことが起きてしまった。

責任を取らなければいけません。

私は今の職を辞任します。

もちろん、そんなことでは皆様の怒りを抑えられないと思っています。

なので考えました。

新しい国。新しい世界。を作るにはいったいどうしたらいいのか。

亡くなった方には申し訳ないです。

しかし、これから私たちは進んでいかなければいけない!

状況も状況でした、なので今回は特例です。

先ほど発表した国民の皆様の全ての罪の刑期を無効に致します。

そして、皆様に納得いただけるような新たな法を作りました!!

この方に説明をして頂きます。」

「ボス。出番です。」

『もう、そんな時間か、、、わかったよ。いよいよ最後の仕上げだな、、、』

 

刑を無効にすると言う条件を聞いてから、国民全員が口を動かすことをやめていた。

どんな法なのか、、、

今はただそれに身を委ねるしかなかった。

『え〜先ほど紹介して頂きました、、、新しい法案に関して色々アドバイスしたものです。

え〜端的にね、説明していくので聞き逃しのないようにお願いします。皆様の生活をより良いものにする!新しい法案!

、、、、、、、国民機械法を説明致します。』

まさかの展開

自分でも書いてて分からなくなってきました。笑

しかし、あらゆるところで二極化は進むと思います。

ボスが語る最後の仕上げとは、、、

次回もお楽しみに!!

次の物語 ついに国民機械法が取り入れられる。

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