エンタメ忍者みやゆう
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みやゆうの予想と妄想が入り混じる短編小説第2弾!!
2020年ロボットが働く時代が突入。
そしてどうなる、、、
【ロボットが働く時代】2020年からどうなる?
2020年、、、一体ロボットはどうなる?
ロボット妄想第2弾
第1弾がまだの方は↑を読んでから、ぜひ読み進めていって下さい。
度重なる芸能スキャンダル、不倫問題、政治家の地位も程度も低い事件。
誰でも簡単に悪と決めつけ、気軽に意見を言えるニュースに紛れて、確実に事が運ばれているという事を、人々はまだ気づいていない。
「いや〜ボス!すごいですね!観光案内のロボット、範囲が決められた自動運転タクシー、ほとんどのお店やサービスにロボットが採用されているじゃないですか!」
『そりゃそうだ!2020年のオリンピックに向けて準備してきたんだからな。』
「それにしても、なぜここまで急速にロボットを普及させたんですか?」
『確かに、インターネットやスマホに比べると普及のスピードが速すぎたかもしれん。ただオリンピックに間に合わせなければいけなかった。選手にとってはオリンピックは競技の場かもしれない。しかし、私たちにとっては世界に技術を見せつける場なのだよ。』
「そうですが、国民に気付かれてませんかね?」
『大丈夫だ!直接害のない、叩きやすいニュースを流しておけば、人はそちらに注目を向ける。まだまだこの国は簡単にマスコミでコントロールができるよ!』
「そうですか、、、我々には好都合ですが、なんか悲しいですね。」
『考える力がない奴が悪い。君は気にする事ないよ。』
「はっ、、、はい。」
2020年。東京。
オリンピックは盛大に行われた。
1964年に行われたそれとは違い、ロボット、VR、プロジェクションマッピング、、、日本の技術を世界に見せつけるかのように、他にも様々な最新技術がオリンピックを盛り上げていた。
まだ国民は知らない。確実に事が運ばれているという事を。
202×年。日本。
国はオリンピックのために大量に作られたロボットの処理に追われていた。
技術を見せつけるために作られた大量のロボット。
国はそれを大企業に購入させた。
オリンピックをきっかけに、人々はロボットに抵抗を見せる事はなくなった。
倫理的に、安全性は?
そんな議論がされることもなく、ごく自然にロボットが使われるようになっていた。
203×年。
人を援助するために使われていたロボット。
そのロボットが人より優秀になってしまった。
正確に言うと、ほとんどの人より優秀になった。
一つの大企業が倒産する。
そして他の大企業がそれを買収した。
土地、会社、ロボット、、、だけを。
ついにロボットと天秤にかけられ、人が負けてしまった。
この事件は大々的にニュースになる。
あまりにも計画の香りが強すぎたため、国民も気付き始めてしまう。
人々は危機感を持った。
しかし、考えることを忘れた人々は自分は大丈夫と根拠のない自信だけを持ち、すぐに動かなかった。
これをきっかけに様々な企業が計画的倒産をしていく。
”なぜロボットより使えない人間に莫大な人件費を払わなければいけないのか”
利便性や機能性を追い求めるがあまり、もう倫理なんてものは無くなりかけていた。
ほとんどの企業は人ではなく、ロボットを選んだ。
「ボス!高性能のロボットを格安で売るって本当ですか?」
『君は何をそんなに驚いているんだ?』
「いやっ、本当にロボットが一家に一台の時代が来るとはびっくりしましたよ!」
『なにを言ってるんだ!君とは携帯電話の時も、パソコンの時も一緒にその現場を見てきたじゃないか。』
「そうですけど、、、本当にロボットがと思うと、、、」
『また例のやつ頼むよ!』
「小さくして安くして、売るんですよね!」
『君は優秀だな!頼むよ!』
「はい。」
そして2035年。
ついに、、、動き出してしまう。
ロボットが働き出す未来はどうなる?
ただの妄想です。
しかし、、、ありえると思いませんか?
さぁ〜2035年には、、、
次の物語 2035年の世界。何が問題になる?